東京国立博物館のお正月恒例の長谷川等伯の国宝「松林図屏風」を見に行きました。
冬のシーンと静まりかえった松林が描かれています。見ていると、寒い風が松の枝を揺らす、わずかな音が聞こえてくる錯覚に陥ります。これほど、絵の世界へ没入できる作品ってなかなか無いですよね。
松林図は東博が戦後初めて購入したコレクションの一つです。
展示は1月2日から1月15日までです。いつもの国宝室ではなく、対角線上に反対の屏風展示室でしたが、正直、国宝室のガラスは継ぎ目が多すぎるので、できたら、来年もこっちでやってほしいです。
国宝「古今和歌集 元永本」もこの2週間のみです。