2019年オープンと予約サイトにはアピールされているが、2019年以前は、OYOのホテルだった。OYOホテルに所属する前も、別のホテルだったはずだ。
新しいホテルと思うと建物が古くてがっかりするが、きちんと室内はリニューアルされている。西日暮里駅から徒歩1~2分で立地はよく、ベッドはシモンズベッドを使っているので、悪くない。
面白いのは、下層階はふつうのビジネスホテルだが、上層階(6F前後)が外廊下のマンションのような形になっていることだ。もともとは賃貸マンションだったのかもしれない。
シングルで2度使ったが、いずれも空いているかと、ツインと、和室つきのツインへとグレードアップしてくれたので、印象はよい。
3980円で最大20時間使えるのはコスパ良し
和室つきのツインは、マンションだったからだろう、玄関は妙に広く、玄関の脇には窓もある(室内は見えないようになっている)。広すぎてエアコンがあまり効かないこと以外は3980円(じゃらん)でこれだけ広い部屋に泊まれれば非常にコスパがよい。
ただ、本来のシングルは10平米とかなり狭いようだ。
西日暮里は、外国人とくにベトナム人が多いので、同じ階でベトナム人らしき若い男性たちのグループが外廊下でなにやら話していた。もしかしたら寮として住んでいるのかもしれない。
よいのが、チェックアウトが午前11時がデフォルトという点だ。
チェックインは午後3時なので、へたにデイユースのホテルを使うより、ここを宿泊で予約して、午後3時から夜までリモートワークで使い、夜にそのまま家に帰って、朝の午前11時までに戻ってきてチェックアウトだけするという方法が使える。
午前9時チェックアウトだと厳しいが、午前11時だと、一度出社したりしてからでも間に合う。
出入り自由でUberイート配達など使い方が広がる
また、実際には古い設備なので、出入りもほぼ自由な点も特徴だ。これは良し悪しだろうが、最近はアパホテルなどでも、新しいホテルはエレベーターに自分のカードキーを触れないと、該当の階に行けないようになっている。
治安面からはいい面もあるが、この仕組みがないほうが便利なのが、Uberイートなどの配達を、ホテルの部屋までしてもらえることだ。実際、このホテルではUberイートの配達をしていたのを見た。
配達員のお兄さんはちょっとロビーで困ったような感じだったが、今度試してみようと思う。
じゃらんだと、1泊で3980円で、常にアップグレード。
アゴダだと3500円くらい。アゴダでもアップグレードしてもらえるか、近く試したい。