推古12年4月3日(604年5月6日) 聖徳太子が十七条憲法を作る

推古12年4月3日(604年5月6日) 聖徳太子が十七条憲法を作る。
十七条憲法は日本初の成文法。日本書紀では「皇太子、みずかはじめて憲法十七条を作りたまふ」とあります。
鎌倉時代(1236年)に書写された十七条憲法(大阪・四天王寺蔵)が重要文化財。法隆寺蔵の1285年に彫刻された版木も重要文化財。平安時代に聖徳太子信仰が高まり、法隆寺と四天王寺がそれぞれ「本家・元祖 聖徳太子の寺」のアピールを強めていきました。
11世紀に成立した法隆寺系の聖徳太子の歴史書『上宮じょうぐう聖徳法王帝説』では、推古天皇13年(605)7月と、成立期には異説もあります。

  • コメント: 0

関連記事

  1. 天平5年1月11日(733年1月31日)県犬養三千代(橘三千代)が死去

  2. ぶら美で復習、空也上人と六波羅蜜寺 運慶の仏像は31体しか現存しない

  3. 承久3年3月11日(1221年)蹴鞠飛鳥井流の祖・飛鳥井雅経が52歳で死去

  4. 重要文化財の秘密(東京国立近代美術館)の感想戦と漏れた重文を追いかける

  5. 天平宝字5年1月21日(761年)筑紫観世音寺、下野薬師寺に戒壇を建立

  6. 明治10年(1877)4月16日 クラーク博士が札幌を去る

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。