推古元年1月15日(593年2月21日)法興寺(飛鳥寺)の塔の心礎に仏舎利を納める

仏師鞍作止利のイメージイラスト

推古元年1月15日(593年2月21日) 法興寺の塔の心礎に仏舎利を納める。(日本書紀)
法興寺は現在の飛鳥寺で、飛鳥寺跡は国史跡。

創建時の法興寺の伽藍の模型。 橿原市藤原京資料室蔵藤原京1/1000模型の一部(Wikipediaより)

中大兄皇子が蹴鞠をして中臣鎌足と出会った場として有名。中大兄皇子による大化の改新のクーデターでは、蘇我馬子を討った直後に中大兄皇子が法興寺を占拠し、城として構えました。
養老2年(718年)に法興寺は飛鳥の地を離れ、平城京に移されて元興寺となります。

飛鳥寺には、仏師の鞍作止利が推古14年(608年)に作ったとされる日本最古級の「飛鳥大仏(丈六釈迦如来坐像)」が伝わります。12世紀の火事で大きく損傷し、修理したあとが目立つことなどから、日本最古級の大きな仏像にも関わらず国宝には指定されず、重要文化財。

飛鳥寺銅造釈迦如来坐像(wikipediaより)

トップ画像は止利仏師のイメージイラスト。
Wikipedia「飛鳥寺」

関連記事

  1. 文明13年3月9日(1481年) 足利将軍の御用絵師・宗湛(そうたん)、69歳で死す

  2. 治暦5年2月5日(1069)仏師円快、絵師秦致貞、法隆寺の聖徳太子坐像(伝七歳像)を造る

  3. 貞観6年1月14日(864年2月24日)慈覚大師円仁71歳で亡くなる

  4. 尾形光琳「燕子花図屏風」の予習に知っておきたい伊勢物語 根津美術館「伊勢物語展―美術が映す王朝の恋とうた―」

  5. 昭和18年(1943年)3月19日 洋画家の藤島武二が77歳で亡くなる

  6. 【文化財ニュースまとめ】エミとサキの気になる新指定・重要文化財トーク 2025秋編

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。