文久元年3月5日(1861年) 浮世絵師歌川国芳が65歳で死去

文久元年3月5日(1861年4月14日) 浮世絵師歌川国芳が死去。65歳。
師匠の歌川豊国の役者絵、広重の景色絵、国芳の武者絵を「三羽烏」という。水滸伝ブームを巻き起こした「水滸伝豪傑百八人」をはじめ豪快な人物絵を描かせたら天下一品。弟子に三菱一号館美術館で開催されている「芳幾と芳年」の落合芳幾・月岡芳年がいる。その後も、画の系譜は、鏑木清方や川瀬巴水らにも続いた。

歌川国芳 通俗水滸傳豪傑百八人之壹人・浪裡白跳張順 大判錦絵 東京国立博物館蔵 ColBaseより

関連記事

  1. 享保9年1月13日(1724年2月7日)島流し画家、英一蝶死去

  2. 天平21年2月2日(749年)行基が82歳で死去

  3. 瀧山寺 運慶作の仏像に納められた源頼朝の毛と歯【愛知・岡崎】

  4. 慶応4年4月11日(1868年5月3日) 江戸城無血開城。徳川慶喜は、引退し水戸に退隠

  5. 菱川師宣「見返り美人図」が国宝どころか重要文化財でもない件

  6. 円山応挙の国宝「雪松図屏風」(三井記念美術館)感想

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。