応永9年3月2日(1402年) 世阿弥が『風姿花伝』を著す

近世能狂言面名品選(東京国立博物館、2023年1月)

応永9年3月2日(1402年4月4日) 世阿弥が能楽を大成した『風姿花伝』を著する。能楽論としても、日本の芸術や美の観点を知る上でも重要な書。

世阿弥は父観阿弥からの教えとして、7段構成。能の役者の心構えを説く「序」から始まり、7歳から稽古を始め、40歳で引退という、年齢別の稽古スケジュールなど、具体的かつ芸術の深淵に迫る内容です。
能楽は2008年にユネスコ無形文化遺産(雅楽、文楽、歌舞伎、組踊とともに)に登録。
画像は近世能狂言面名品選(東京国立博物館、2023年1月)。

  • コメント: 0

関連記事

  1. 元禄17年2月19日(1704年)初代市川団十郎(45歳)が楽屋で刺殺

  2. 建久9年1月17日(1198年2月24日)後鳥羽上皇が院政を始める

  3. 神護景雲3年2月17日(769年3月29日) 陸奥国の桃生城・伊治城に移住する百姓を坂東8国から募る

  4. 明治41年(1908年)3月23日 平塚らいちょうが森田草平と栃木県塩原の尾花峠で心中未遂。

  5. 慶長15年2月24日(1610年) 絵師・長谷川等伯が72歳で死去

  6. 承和元年1月8日(834年2月19日) 空海が初めて「後七日御修法」を宮中で実施

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。