1次方程式も覚えていない超文系が人生を楽にするため自動化もできるというプログラム「Python(パイソン)」を学ぶ

ゼロからのスタートどころではありません。
海抜マイナス1000メートルくらいのところからのスタートです。

青空文庫だけを読んで暮らしたいけど、そうも行かない。

どうやら、AIやら、自動化プログラムやらで、面倒なことはやってくれる世の中になるらしい。

もちろん楽になるのは、プログラムを扱える理系のみである。
プログラムというのは、つまるところ、コンピューターと直に会話して、「あれやって」「これやって」とお願いすることだ。

そのためには、コンピューターに通じる言語で話しかけないといけない。

コンピュターは日本語を話さない。中国語や韓国語くらいならまだしも、英語すら通じない。
いってみれば、ラテン語しか通じない人と同じようなものである。いや、「であった」。

ところが、近年、コンピューターが「大阪弁」を話すようになったそうだ。

それくらいプログラムとしては、簡単な言語がこの「python」らしい。「パイソン」と読んで、意味は「蛇」だ。

「py」を「パイ」と読み、「thon」を「ソン」と読む。
これだけで、日本人にはクラクラと来るが、ジュゲムを暗記した我々なら、すぐにパイソンパイソンと呼べるはずだ。

このパイソンは、あまりにもうまい話すぎるのではないかと思ってしまうが、ほとんど無料で使えてしまうという。

例えば、日曜の朝から家に遊びに来ている友達がいつまでもダラダラといる。もう夜になっても、帰ろうとしない。あしたは月曜で朝が早いというのに。
そんなときに、客の気分を害することなく、客がみずから慌てて帰り支度を始める魔法の言葉がある。

「ぶぶ漬け、いかがどすか?」

たったの一言で、数々の困難を解決する。
困難を解決するのがプログラムであれば、このパイソンというプログラムは、京都弁のように、圧倒的な情報量の少なさ(プログラムの行数の少なさ)で、かなり複雑な物事を解決してしまう、らしい。ただで。

そんなこんなで、このパイソンを学ぼうと決心したのだ。

多くの入門書が出ており、キンドル含めて、かなりの冊数を買った。プログラムの本を買うのは生まれて初めてだが、歴史の本と同じく、なにかの分野を知ろうとするには、本を何冊もまとめて買って読むのが一番はやいはずだ。まあ、結構な投資額である。

とりあえず、比較的新しい本はいずれも、アナコンダ(これも蛇の仲間だ)というのをダウンロードして、インストールしろと書いてある。

アナコンダには、パイソンそのものも入っており、パイソンを使うためのグッズも最初から入っているのだそうだ。
なにを言っているか、わからないだろうが、とにかく、無料なので、ダウンロードして、インストールする。

なお、環境はWindows10Homeである。

WindowsなのにMacOSやLinuxを選んではいけない

2種類あって、「3.7」と「2.7」があるが、自動的に「3.7」を選ぶこと。とにかく、わざわざ「2」のほうを選んではいけない。

ファイルは、600メガもある。つまり、0・6ギガだ。ダウンロードに結構時間がかかる。インストールすると、3ギガも使う。

なおダウンロードもインストールもすべて英語なのだが、インストールする途中で、一箇所だけ。

「Register Anaconda as the system PATH environment variable」のチェックを外すことと、本(「入門者のPython」ブルーバックス)に書いてあったので、チェックを外した。

インストールが終わったあとに出てくる、「Learn more about~」 と「Learn how to get~」の2つのチェックも外すとあったので、外す。

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