時代背景とでもいいましょうかとりわけジョークの類は歴史的な知識や常識いわゆるコンテクストが共通していないと面白くないことがほとんどです。
次に挙げるツイートはそうしたコンテクストがわからないと面白くないジョークです。
西洋人にとってのそれも知識人にとっての常識というのが古代ローマと言う事は想像できますが、カエサル暗殺と言うことをの起きた月が常識と言うのは、へー、でした。
2つ目のツイートの「ブルータスお前もか」が日本人の工学部の学生に伝わらなかったと言うのはこれは彼らがカエサル暗殺の犯人がブルータスであると言うことを知らないのかそれともツイート主の一種のダジャレに対する(若い人が年配者へよく見せるm「はい、はい」的な)冷めた対応だったのかまではちょっとわかりません。
今朝は学会のコミッティー会議。開催時期について議論。1月末か3月かで、日本の大学関係者は3月の方がいいと話す。他の国も問題ないと話していたら、一人が「シーザー以外はね」とジョーク。重ねて他の人が「最近彼は学会に来ていないね。」「電話してみるか。」3月はシーザーの暗殺された月。
ここでのポイントは、この会議の参加者は全員工学系の人間であること(といってもケンブリッジやMITなどを卒業したエリートだらけだが)。日本の場合、上位の大学の卒業生でも、理系でこういう話が通じる人はほとんどいない。以前、学生に「ブルータスお前もか」と言ったら全く通じなかった。
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