国宝 長谷川等伯「松林図屏風」東京国立博物館

東京国立博物館のお正月恒例の長谷川等伯の国宝「松林図屏風」を見に行きました。
冬のシーンと静まりかえった松林が描かれています。見ていると、寒い風が松の枝を揺らす、わずかな音が聞こえてくる錯覚に陥ります。これほど、絵の世界へ没入できる作品ってなかなか無いですよね。

松林図屏風のイメージ画


松林図は東博が戦後初めて購入したコレクションの一つです。
展示は1月2日から1月15日までです。いつもの国宝室ではなく、対角線上に反対の屏風展示室でしたが、正直、国宝室のガラスは継ぎ目が多すぎるので、できたら、来年もこっちでやってほしいです。

ミュージアムショップで今回買ったポストカード(110円)


国宝「古今和歌集 元永本」もこの2週間のみです。

関連記事

  1. 天禄4年2月27日(973年4月3日) 薬師寺、金堂・塔以外を全焼

  2. 年3回だけ開室の東京国立博物館の黒田記念館特別室

  3. 重要文化財「蓮池水禽図軸」伝顧徳謙筆 南宋時代・13世紀 東京国立博物館蔵 「中国の絵画 水中の楽園」で

  4. 元徳4年・元弘2年3月7日(1332年) 鎌倉幕府、後醍醐天皇を隠岐国に流す

  5. 嘉永2年4月18日(1849年5月10日)浮世絵師葛飾北斎90歳で死す

  6. 正保4年2月6日(1647年)茶人小堀遠州、69歳で死去

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。