大覚寺に戻った薄緑(膝丸)の帰宅した絵が美しすぎる件について 10月17日から里帰り公開

エミ: 皆さんこんにちは、歴史ニュースキャスターのエミです。今日は古都・京都から、心躍るようなニュースが飛び込んできましたね。現場のサキちゃん。

サキ: そうなんです、エミちゃん!京都・嵯峨にある大覚寺から、歴史ファンにはたまらない朗報です。あの大人気名刀の重要文化財「薄緑(うすみどり)」(膝丸)が、2年ぶりに大覚寺に帰ってきました!

エミ: 待ってました!という方も多いのではないでしょうか。この「膝丸」、お寺では太刀「薄緑」と呼んでいるんですよね。源氏の武将、源義経の愛刀としても知られています。

サキ: はい。源氏の家宝として代々受け継がれてきた名刀ですね。今年エミちゃんと一緒にいった東京国立博物館の大覚寺展に出展されていたため、最近まで東京国立博物館に寄託されていたんですね。この度、大覚寺の秋季名宝展に出品されることが決まったそうです。

エミ: 2年ぶりの里帰りとなると、ファンにとっては見逃せない機会になりそうですね。詳細を教えてもらえますか?

サキ: もちろん!大覚寺のHPをチェックしたところ、大覚寺の秋季名宝展は、あした10月17日(金)に開幕します。大覚寺霊宝館にて「薄緑」が展示されるとのことです。ツイートに添付された写真も、寄託先の研究員さんが立ち会って撮影されたものだそうで、名刀への愛情と敬意が伝わってきます。

エミ: 歴史のロマンが詰まった名刀を、再びその故郷で見られるなんて素晴らしいですね。ワタシもぜひ足を運びたいと思います。

サキ: 東京国立博物館から大覚寺へと無事に帰ってきた「薄緑」。この秋はぜひ、その勇姿を一目見に、京都・大覚寺を訪れてみてはいかがでしょうか、以上、Xの現場からサキでした。

エミ: あれ?京都でなくツイッターの中から?

サキ: うん、そうだよ。エミちゃんと同じ(笑)

大覚寺HP
「大覚寺展」にて大変ご好評をいただいた障壁画から、正寝殿襖絵の
「楓桃竹図」や、源氏に代々受け継がれてきた名刀「薄緑(膝丸)」など、大覚寺の名宝として、大切に守り伝えられてきた寺宝を展観いたします。また、名宝展でのみ拝んでいただける、平安から江戸時代に造られた、五大明王像をはじめとする密教彫刻の重宝も拝観いただけます。
日 程:令和7年(2025年)10月17日(金)~12月1日(月)
時 間:9時〜17時(16時30分受付終了)
料 金:大人 1,000円・小中高生 800円(お堂エリア参拝料含む)
※大沢池エリアは別途参拝料

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