国宝 長谷川等伯「松林図屏風」東京国立博物館

東京国立博物館のお正月恒例の長谷川等伯の国宝「松林図屏風」を見に行きました。
冬のシーンと静まりかえった松林が描かれています。見ていると、寒い風が松の枝を揺らす、わずかな音が聞こえてくる錯覚に陥ります。これほど、絵の世界へ没入できる作品ってなかなか無いですよね。

松林図屏風のイメージ画


松林図は東博が戦後初めて購入したコレクションの一つです。
展示は1月2日から1月15日までです。いつもの国宝室ではなく、対角線上に反対の屏風展示室でしたが、正直、国宝室のガラスは継ぎ目が多すぎるので、できたら、来年もこっちでやってほしいです。

ミュージアムショップで今回買ったポストカード(110円)


国宝「古今和歌集 元永本」もこの2週間のみです。

関連記事

  1. 天平勝宝4年4月9日(752年5月26日) 東大寺の国宝盧舎那大仏(奈良の大仏)の開眼供養

  2. ユトリロ展で「白」と「色彩」のギャップに沼落ち。2周して確かめたかったこと。

  3. 5分割された?国宝の因陀羅「禅機図」断簡がこの1年で4つ目がアーティゾン美術館で公開中

  4. 元徳4年・元弘2年3月7日(1332年) 鎌倉幕府、後醍醐天皇を隠岐国に流す

  5. 雪舟は室町時代の草間彌生だった 根津美術館「将軍家の襖絵」感想

  6. 天平5年1月11日(733年1月31日)県犬養三千代(橘三千代)が死去

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。