慶長20年1月5日(1615年2月2日)キリシタン大名高山右近、国外追放先のフィリピンで死す。64歳

慶長20年1月5日(1615年2月2日)キリシタン大名高山右近、国外追放先のフィリピンで死す。64歳。
茨木の大名でしたが、家康の禁教令に従わず改易されましたが、超優秀な人物で、とくに城造り、加賀前田家にスカウトされ、城造りのスペシャリストとして活躍。しかしさらに厳しいキリシタン追法令が出たため、海外追放とりました。

大名時代の所領だった大阪・茨木市の旧家で大正9年に見つかったのが、教科書で有名なザビエルの肖像画(重文)です。画像はWikipediaから。
高山右近の改易後も地元の人にはほそぼそとキリスト教のものが江戸時代を通じて伝わっていたのでした。高山右近の人なりと信仰の深さのなせる奇跡の伝承と言えるでしょう。

関連記事

  1. 国民必見!宮内庁所蔵の狩野永徳や北斎から国宝の雪舟、尾形光琳まで!東博特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品」

  2. 文治4年1月29日(1188年)興福寺金堂、南円堂を再建 康慶の不空羂索観音坐像が南円堂の本尊に

  3. 承徳3年1月24日(1099年) 近畿地方の大地震で奈良の興福寺西金堂損壊

  4. 江馬氏城館跡 武田と上杉に挟まれ豊かな森で北飛騨・神岡に風雅な王国築く【岐阜・飛騨】

  5. 建保7年2月10日(1219年) 年次判明最古の讃岐神谷神社本殿(国宝)の造営開始

  6. 昭和33年(1958年)2月26日 日本画家・横山大観が89歳で亡くなる

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。