戦いからの卒業~♪(徳川家康が替え歌してみた)

豊臣秀吉が亡くなり、上杉征伐、関ヶ原の戦いへと臨む徳川家康さんに伏見城で心境をきいたところ歌ってくれました。

卒業(元歌・尾崎豊)

天守の影 石垣の上 すいこまれる空
幻とリアルな気持ち 感じていた
鐘が鳴り 大広間のいつもの席に座り
何に従い 従うべきか考えていた
ざわめく心 今 俺にあるもの
意味なく思えて とまどっていた

拝謁後 街ふらつき 俺達は風の中
孤独 瞳にうかべ 寂しく歩いた
笑い声とため息の飽和した陣で
首実検のハイスコアー 競いあった
退屈な心 刺激さえあれば
何でも大げさにしゃべり続けた

行儀よくまじめなんて 出来やしなかった
夜の城下 火をつけて焼き討ちしてまわった
逆らい続け あがき続けた 早く天下人になりたかった

信じられぬ石田との争いの中で
許しあい いったい何 解りあえただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ 解っていたこと
豊臣支配からの 卒業

誰かのイクサの話に みんな熱くなり
自分がどれだけ強いか 知りたかった
力だけが必要だと 頑なに信じて
従うとは負けることと言いきかした
起請文交わしても 強がって見せた
時には取次を傷つけても

やがて誰も衆道に落ちて 愛の言葉と
理想の愛 それだけに心奪われた
生きる為に 調略連発しろと言うが
人を愛すまっすぐさを強く信じた
大切なのは何 愛することと
生きる為にすることの区別迷った

行儀よくまじめなんて クソくらえと思った
昼の田んぼ 踏み荒らし苅田してまわった
逆らい続け あがき続けた 早く天下人になりたかった

信じられぬ治部めとの争いの中で
許しあい いったい何 解りあえただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ 解ってたこと
豊臣支配からの 卒業

合戦して いったい何解ると言うのか
安堵状のほかに 何が残るというのか
人は誰も縛られた かよわき鳥居強右衛門(すねえもん)ならば
五奉行あなたは 今はなき太閤の代弁者なのか
俺達の怒り どこへ向うべきなのか
これからは 何が俺を縛りつけるだろう
あと何度自分自身 合戦すれば
本当の元和(げんな)に たどりつけるだろう

仕組まれた謀反に 誰も気づかずに
あがいた日々も 終る
豊臣支配からの 卒業
闘いからの 卒業

 

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