梅原猛さん死去

哲学者の梅原猛さんが亡くなりました。2019年1月12日

『隠された十字架 法隆寺論』は夢中になって読み、「古代史ロマン」を抱きました。私が歴史を好きになったきっかけの一つかもしれません。
ただ、斬新な古代史論も、今の学術レベルで見ると、松本清張や司馬遼太郎のような小説に近い内容だったかもしれません。いわゆる戦後の新しい「日本史」世代。なかでも紡がれた古代史は、シルクロードなどを含め、大いに昭和の歴史好きを刺激しました。

ただ平成に入ると古代史が不人気になっていった気がしています。平成の日本人が歴史にロマンを感じたのは、戦国時代や幕末期。古代史はロマン以外になにかが足りない。考古学だけではそれが補完されなかったように思います。

それは次の元号では見えてくるでしょうか。

今一度、梅原猛さんの著書を読み返してみようと思います。

合掌

追記

梅原猛人類哲学賞 第一回受賞者は写真家・志賀理江子さんに決まりました。(2026.01.21)

関連記事

  1. 論語、富本銭、五百羅漢図 3件が新たに国宝に!国宝版早慶戦が始まるかも?!

  2. 中国「食べ物残すな」命令に即反応して動画を削除するTikTok運営会社のやっぱり

  3. 【文化財ニュース10月26日】小布施の北斎館にフランス帰りの北斎凱旋!馬形埴輪など567点静岡県の文化財へなど11本の話題

  4. 【書評】『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』(ひろゆき著)

  5. 【10月6日 文化財ニュース】千利休の謝罪文公表!?

  6. ぐぐるな危険!発禁となった殺人遺体の写真集が国会図書館でインターネット公開

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。