国立劇場の新春歌舞伎遠山の金さん感想文

国立劇場の新春歌舞伎公演「通し狂言 遠山桜天保日記」(いわゆる遠山の金さん)を鑑賞しました。
体調不良でベテランから中堅、子役までまんべんなく(?)欠場のなか、重要な役を代役した市村萬次郎さんは違和感なく演じていてスゴいと見終わった後に感服。
全体で特に印象に残ったのは、堕天僧(笑)の天学(坂東彦三郎さん)と、内に秘めた妖艶が滲み出ていたおえん(尾上右近さん)でした。
ロビーでは獅子舞も出ていて、楽しかったです。獅子舞を見たのも3年ぶりくらいなので、お札をパクパクするのを見て、そういえば、そういうアクションするんだったけなぁと。3年も経つと色々忘れてしまうので、こうした伝統は早く復活させないと、一度途絶えたら復活させるのは難しいと実感。

関連記事

  1. 元禄14年3月14日(1701年) 江戸城中で高家吉良上野介を斬りつけた赤穂藩主浅野内匠頭に切腹を命じる

  2. 【国宝】尾形光琳「燕子花図屏風」根津美術館

  3. 慶応4年4月11日(1868年5月3日) 江戸城無血開城。徳川慶喜は、引退し水戸に退隠

  4. 安政7年3月3日(1860年) 井伊直弼が桜田門外で暗殺

  5. 【国宝】時雨螺鈿鞍(永青文庫) 天才的(=変態的)な超絶細かい技巧の雨あらし

  6. デジタル×北斎展で購入したポストカード

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。