梅原猛さん死去

哲学者の梅原猛さんが亡くなりました。

斬新な古代史論も、今の学術レベルで見ると、松本清張や司馬遼太郎のような小説に近い内容だったかもしれません。

平成は古代史の不人気の時代でした。平成の日本人が歴史にロマンを感じたのは、戦国時代や幕末期。古代史はロマン以外になにかが足りない。

それは次の元号では見えてくるでしょうか。

今一度、梅原猛さんの著書を読み返してみようと思います。

合掌

画像は朝日新聞

  • コメント: 0

関連記事

  1. 月刊「家主と地主」と言う雑誌を初めて知る

  2. 本 瓜生中『よくわかる山岳信仰』(角川ソフィア文庫)

  3. 週刊新潮の片山杜秀コラムが面白い

  4. 重要文化財の秘密(東京国立近代美術館)の感想戦と漏れた重文を追いかける

  5. 道化として生きている社会人のための小説『半沢直樹 アルルカンと道化師』(池井戸潤)

  6. キジも鳴かずば撃たれまい 日本学術会議

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。