新橋にウクライナと和食のフュージョン料理店「スマチノーゴ」

今年はなんと言っても一番ショックだったニュースはロシアによるウクライナへの侵略戦争でした。
一方、この戦争により、個人的な国際情勢についての情報の取り方が、新聞や雑誌、テレビといったマスメディアから、Twitterで生に近い情報を取るようになったことでした。実は、Twitterは外国語(英語はもちろんウクライナ語までも)ワンクリックで翻訳されることを初めて知ったのです。驚きました。
そうした中で、ウクライナ、ロシア情勢については、昨年までは(今思うと恥ずかしい)「知の巨人」や週刊こどもニュースのお父さんの言うことを、真に受けていました。
今年になって、全く知らなかった小泉悠さんをはじめとする識者を知りました。
Twitterでは、ウクライナ大使館やジョージア大使館のように、大使がいい意味でツイ廃な人の情報発信がとても影響力を感じました。

新橋に避難民が働くスマチノーゴというレストランがオープンしたこともウクライナ大使のツイートで知りました。(知ってはいたけど、実際に行くことになったのは読売新聞の都内版の記事を読んで、だったので、まだまだマスメディアの影響力も大きいですが)
このお店、和食とウクライナ料理のフュージョン料理。内装もオシャレで、什器もウクライナカラーでした。

和の出汁がかなり強く、もっとウクライナらしさを出してもいいのではとも思いましたが、きっと避難民の方が和食を学んで、ウクライナに帰ったら和食レストランを開けるようにかなとか考えました。このお店、応援してます。また来年も足を運ぼうと思います。

気になったのは、今年からメディアではいっせいに、キエフ(ロシア語読み)からキーウ(ウクライナ語読み)、オデッサからオデーサに変わったのですが、当のウクライナ避難民の人たちが働くお店で、キエフとオデッサとしてるので、これはあんまり気にしないでいいのかな?とも気になり(笑)ました。

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