芥川賞全部読む
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性的異常者の再生?ループ?阿部和重「グランド・フィナーレ」第132回芥川賞
刑罰は、罪を犯した人を罰するためにあるのか、それとも更生させるためにあるのか。こうした議論は、法律の根本論として、色…
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ラップで祖母を介護 モブ・ノリオ「介護入門」131回芥川賞
2004年上期の131回芥川賞に選ばれたのは、モブ・ノリオさんの「介護入門」でした。モブさんは、これがデビュー作での受賞との…
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最年少受賞「蛇にピアス」「蹴りたい背中」130回芥川賞
2004年1月(2003年下期)、第130回芥川賞には、いずれも史上最年少となるダブル受賞で、大きな話題になりました。いずれも女…
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胸くそ悪いがよく出来た悪党小説 吉村萬壱「ハリガネムシ」第129回芥川賞
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むは8作目になります。まだ、あと30回以上あります(現時点での最新が162回)。 2003年7月(200…
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「80・50問題」の20年前 大道珠貴「しょっぱいドライブ」第128回芥川賞…
2003年1月(2002年下期)、第128回芥川賞には、大道珠貴さんの「しょっぱいドライブ」が選ばれた。大道さんは、1966年、福岡…
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スタバでドヤ顔の原点?吉田修一「パーク・ライフ」127回芥川賞
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むの6作品目は、2002年9月(2002年上期)の127回芥川賞となった吉田修一さん「パーク・ライフ」。芥川…
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タイトルは秀逸ながら 長嶋有「猛スピードで母は」126回芥川賞
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むの5作品目は、2002年1月(2001年下期)の126回芥川賞を受賞した、長嶋有さん「猛スピードで母は」。…
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現役の禅宗僧侶が書いた神秘体験 第125回芥川賞・玄侑宗久『中陰の花』
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むプロジェクトの4作目です。現役僧侶初の芥川賞2001年上半期(第125回)の芥川賞に選ばれたのは、福…
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21世紀の芥川賞すべて読む 青来有一「聖水」と堀江敏彦「熊の敷石」を令和にな…
すでに「芥川賞ぜんぶ読む」という企画の本が出版されているので、私は「全部」の範囲を21世紀限定にして、ぜんぶ読みます…
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初めての芥川賞読破 「背高泡立草」(古川真人)の感想とあらすじ 図解スキルが…
あらすじは、親戚5人で故郷の使われていない納屋の周りの雑草を刈り取る一日、です。ホントにこれだけ。むずい、むずい、むず…
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