コロナ下で、どうなっちゃうんだろうと、心配するのが旅行業界。
なかでも、海外旅行に強かったエイチ・アイ・エス(HIS)は、かなりキツイでしょう。
カンブリア宮殿かガイアの夜明けかどっちか忘れたけど、エイチ・アイ・エスが窮状を打破する策として、埼玉の川越に蕎麦屋をオープンさせると言っていました。
数千億円の売上を蕎麦屋でカバーできるとはとうてい思えないし、定年退職者が、蕎麦屋を開いて、痛い目に遭うというテンプレ的な未来も思い浮かべました。
ただ、苦しんでる旅行業界のなにか助けになりたいとは思っており、それでよくホテルのデイユースプラン使っているのですが、その蕎麦屋「満天ノ秀そば」の2号店が東京の飯田橋にできたと聞いて、足を運んでみました。
なんと、というか、同じ船に乗っている運命共同体というか、コロナ下でオープンしたアパホテル飯田橋駅前店の朝食会場を兼ねた店舗でした。
そばは、二八そば。そばが8に対して、小麦粉が2、という標準的なそばです。
十割そばは、ボソボソになるので、スゴい田舎に旅行したときは、その風情もいいのですが、食べにくいので、日常の食事用で二八そばは正解でしょう。
店舗内は、立ち食いそば屋を一回り大きくしたくらいの広さで、すべて椅子はあります。が、基本は一人でササッと食べるファストフードスタイルです。
頼んだのは、天せいろ、税込み980円。
そばは、コシがあってツルツル。というと、褒めてるように思えますが(笑)
これは、美味しい、美味しくない、ではなく、完全に好みの問題ですが、私個人は、うどんでないので、ザラッとした食感とコシよりもザクザク噛みきれる感じを、そばには求めるたちです。
芸能界格付け番組じゃないですけど、目隠しして食べたら、「おいしい稲庭うどん」って答えちゃいそうです。
とはいえ、ふつうに美味しかったですし、天ぷらはあげたてでエビと野菜があって、東京で980円なら、悪くないと思います。
あと、よかったのは、つゆがあまりしょっぱくなかったところ。関東のそばは、つゆが濃すぎるきらいがありますが、このお店のつゆは、かなり好みでした。
ツルツルで、こしのあるそばが好きな人はぜひ食べに行ってみてください。
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