コロナ患者が入院先から「脱走」して温泉で確保された件を思考実験として擁護してみる

埼玉県で40代の男性患者が入院先から脱出して、自宅、勤務先を経て、温泉施設で身柄を確保された事案。

東京新聞WEBより男性の移動した地図を引用。けっこうそれぞれ離れている

いろいろとショッキングであるし、ほとんど擁護できる要素もない気もするが、あえて、思考実験として、擁護できないかを考えてみた。

ようやくたどり着いた仮説は、

「1ヶ月に一度、彼が仕事場のパソコンにログインをしないと、日本が隠し持っていた核ミサイルが全世界に発射され、人類が滅びる」

というシナリオだ。

報道によれば、彼は軽症者ではなく、まあまあ重い肺炎患者だったという。(軽症者では、愛知県で若い患者が逃げた事案がある)

自分の身の危険を感じながら、その後、社会的に大変なことになるとわかっていても、それでも、自宅、勤務先、温泉施設のいずれかに、本人としては行かねばならない理由があったのだろう。それがほかの人には理解されない理由だとしても。

と、伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を読んでいて、そんな風に思った。


 

ほかにも、ありそうな理由があったら、ぜひコメント欄にでも書き込んでください。

(アイキャッチの画像は、ぱくたその写真です)

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