中国「食べ物残すな」命令に即反応して動画を削除するTikTok運営会社のやっぱり

8月11日に、中国共産党の習近平が、中国国民に対して、食べ物を残すなと命令を出しました。

これに、即反応したのが、Tiktokを運営するバイトダンス社。
中国版ティックトック「ドーイン」で、大食いの映像を次々に削除したそうです。
図らずも、ティックトックのバイトダンスが、おそれていたように、言論の自由よりも共産党への忖度を重視する姿勢が浮かびあがりました。

食文化は、文化の中心的な存在。「食べ残しをするくらい大盛り」が豊かな象徴としては、ローマ帝国がありました。

今の中国ではどうなっているかわかりませんが、本来は、人間の食べ残しを豚など家畜のえさにまわすローテーションという機能も一部あるはずです。

もしかしたら、日本と同じように、生ゴミは「埋める」か「燃やすか」にしかならないという、「高度化」された社会ゆえに、食の廃棄が完全に無駄になる現象もあるのかもしれません。

参考)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c7176375f96826500bf1dd2a7eeca459962a6a4

なぜ突然、習近平が食べ残し禁止を出したのかも、いろいろと推察されています。

それは、中国南部の穀倉地帯が先日の長雨による洪水で大ダメージを受けたこと。もともと食品輸入国だった中国が米中関係の緊張化などで食品輸入が従前通りに確保できるかという懸念。バッタによる虫害で不作になる恐れ、などなど、中国の食糧の見通しが暗いことがあります。

日本の米も、つられて今年は高くなっていくかもしれませんね。

関連記事

  1. アップルが世界の人の動きの減少率を公開中 コロナを克服した台湾が意外に低い

  2. WHOテドロス事務局長語録

  3. なぜ高齢化率No1の日本がNo2のイタリアに比べてコロナによる死者数が桁違いに少ないのかの「5大諸説」

  4. 行方不明となっていた重要文化財3件を文化庁が購入

  5. 日本遺産のネーミングが群れで見ると萎える件

  6. ロシアは千島列島も返還せよという共産党委員長の領土観にハッとした

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。