地図が大盛り「歴史人」2018年6月号の特集「戦国時代の全国勢力変遷地図」

歴史雑誌「歴史人」の2018年6月号の特集は「戦国時代の全国勢力変遷地図」。

応仁の乱から大坂の陣、幕藩体制まで100ページくらいで、戦国時代を網羅しています。

年表や図版(CG)をのぞいて、ざっと数えたところ80枚くらいの地図がありました!

見開きに1つはあるというくらいです。

ほとんどは、これまでに使ったものを再利用しているんだと思いますけど、すごい労力ですね。秀吉大返しなみのデスマーチが制作現場では行われたことでしょう。

地図の中身と本文とが全然違うということは、歴史人ではおなじみの現象なので、地図の正確さや新しい情報が反映されているかまではまだよくみていないのでわかりませんけど、地図がこれくらいたくさんあると、おおまかにでも時代の移り変わりをパラパラ漫画のような、アニメGIF画像的にとらえることができて、よいと思います。

ただ、毎度思うけど、CGの質(絵柄ではなく、内容的に)が相変わらずひどいので、なんとかCGも使い回しではなく、ちゃんとバージョンアップしてもらいたいです。

 

 


 

 

  • コメント: 0

関連記事

  1. 【書評】原始、世界初のプログラマーは女性だった 『コーダーズ』

  2. 【書評】『書きたい人のためのミステリ入門』小説新潮の元編集長が客観視する創作論

  3. 鉄学者?哲学者?

  4. みんな(選挙権あり)喜んで王墓造りに励んだ?『王墓の謎』と選挙ボランティア

  5. 【書評】『テンセントが起こすインターネット+世界革命』(アルファベータブックス)

  6. ぶら美で復習、空也上人と六波羅蜜寺 運慶の仏像は31体しか現存しない

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。