コロナ患者が入院先から「脱走」して温泉で確保された件を思考実験として擁護してみる

https://www.pakutaso.com/20151204345post-6389.html

埼玉県で40代の男性患者が入院先から脱出して、自宅、勤務先を経て、温泉施設で身柄を確保された事案。

東京新聞WEBより男性の移動した地図を引用。けっこうそれぞれ離れている

いろいろとショッキングであるし、ほとんど擁護できる要素もない気もするが、あえて、思考実験として、擁護できないかを考えてみた。

ようやくたどり着いた仮説は、

「1ヶ月に一度、彼が仕事場のパソコンにログインをしないと、日本が隠し持っていた核ミサイルが全世界に発射され、人類が滅びる」

というシナリオだ。

報道によれば、彼は軽症者ではなく、まあまあ重い肺炎患者だったという。(軽症者では、愛知県で若い患者が逃げた事案がある)

自分の身の危険を感じながら、その後、社会的に大変なことになるとわかっていても、それでも、自宅、勤務先、温泉施設のいずれかに、本人としては行かねばならない理由があったのだろう。それがほかの人には理解されない理由だとしても。

と、伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を読んでいて、そんな風に思った。


 

ほかにも、ありそうな理由があったら、ぜひコメント欄にでも書き込んでください。

(アイキャッチの画像は、ぱくたその写真です)

  • コメント: 0

関連記事

  1. 田辺聖子の訃報で瀬戸内寂聴の存命を知る

  2. 毎日新聞「中国共産党の世界支配を望む人々も少なくない」

  3. なぜ高齢化率No1の日本がNo2のイタリアに比べてコロナによる死者数が桁違いに少ないのかの「5大諸説」

  4. 移民の受け入れに微妙な人々

  5. 中国「食べ物残すな」命令に即反応して動画を削除するTikTok運営会社のやっぱり

  6. 脱ダム、脱ファーウェイのサンクコストと、米中戦争の軍靴の足音

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。