愛知県の表現の不自由展は、主催者側の県知事が、電凸という電話の抗議に屈服して、展示を自主規制していたにもかかわらず、「表現の自由」を持ち出して、津田氏とともに、自らを悪の「アベ」と戦う正義のヒーローに演出することに成功した、物語です。
演出されたライブ芸術だと言われればそれまでですが、強烈なダブルスタンダードで、その後も沸かしています。
産経新聞が報じた、取材の申し込み時に、県が明確な「事前校閲」を要求していたことは、確かに衝撃的です。SNS書き込み禁止(会期後に解かれたそうです)に続き、「新聞」を除き、検閲するそうです。
産経新聞は愛知で発行していないので、記者クラブの朝日新聞や中日新聞、地元テレビ、NHKには、こうした条件を課していないのかもしれません。
朝日新聞は、どんな検閲にも戦うそうですから、大村県政によるマスコミ検閲もばっさり切っていただきたいものです。期待しています。
記者会見するのは国民のする権利を損う!という謎論理
表現の自由が、国民の知る権利、ひいては民主主義のためであることは間違いありません。
折良く、マスコミが記者会見という表現の自由、知る権利を広げる動きを批判する、摩訶不思議なことが沖縄で起きました。
沖縄タイムスです。自分の書いた記事が誤報であるとの主張を、会見して言ったら、「圧力」と。誤報(真偽はわかりませんが)されても、泣き寝入りするのが正しいと、当たり前に思っているのでしょうか?怖いですね。
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