小説
-
【書評】禁断の文学読書法『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの…
大変に長い上に()で始まる斬新なタイトル。三宅香帆著『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白…
-
道化として生きている社会人のための小説『半沢直樹 アルルカンと道化師』(池井…
TBSのドラマ「半沢直樹」が記録的な視聴率で終わりました。 初半沢でしたが、ふつーに面白く、もう「おしまいDEATHか?」とプ…
-
性的異常者の再生?ループ?阿部和重「グランド・フィナーレ」第132回芥川賞
刑罰は、罪を犯した人を罰するためにあるのか、それとも更生させるためにあるのか。こうした議論は、法律の根本論として、色…
-
隔離された安全地帯に逃げ込んだ人々を襲う恐怖 全訳エドガー・アラン・ポー「赤…
エドガー・アラン・ポーのパンデミック短編小説「赤き死の仮面」を日本語訳しました。原典はすでにパブリックドメインです。…
-
最年少受賞「蛇にピアス」「蹴りたい背中」130回芥川賞
2004年1月(2003年下期)、第130回芥川賞には、いずれも史上最年少となるダブル受賞で、大きな話題になりました。いずれも女…
-
胸くそ悪いがよく出来た悪党小説 吉村萬壱「ハリガネムシ」第129回芥川賞
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むは8作目になります。まだ、あと30回以上あります(現時点での最新が162回)。 2003年7月(200…
-
「80・50問題」の20年前 大道珠貴「しょっぱいドライブ」第128回芥川賞…
2003年1月(2002年下期)、第128回芥川賞には、大道珠貴さんの「しょっぱいドライブ」が選ばれた。大道さんは、1966年、福岡…
-
スタバでドヤ顔の原点?吉田修一「パーク・ライフ」127回芥川賞
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むの6作品目は、2002年9月(2002年上期)の127回芥川賞となった吉田修一さん「パーク・ライフ」。芥川…
-
タイトルは秀逸ながら 長嶋有「猛スピードで母は」126回芥川賞
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むの5作品目は、2002年1月(2001年下期)の126回芥川賞を受賞した、長嶋有さん「猛スピードで母は」。…
-
現役の禅宗僧侶が書いた神秘体験 第125回芥川賞・玄侑宗久『中陰の花』
21世紀の芥川賞ぜんぶ読むプロジェクトの4作目です。現役僧侶初の芥川賞2001年上半期(第125回)の芥川賞に選ばれたのは、福…
最近のコメント